母の手


すっかり寒くなって、保湿クリームが手放せない日々となりました。

ふと病院の待合室で、
母が手のクリームを塗っているのを見て
クリームのいい香りよりも
母の手のシワ、母の手のタコが目に焼き付いて離れません。

母の手を取って、
私の白白としたシワ1つない手とは何とも対照的で…
ごわごわとしていて、家事や苦労や日々の疲労が溜まりに溜まっている手。

込み上げてくる涙を抑えるのに精一杯。

女手一つで、
私の面倒を見て、
下3人の妹弟の世話をして、
この家を支えて、、

いつ見ても、母は座ってゆっくりしていません。

母は「どうしてやってもやってもこんなにもやらなきゃ行けないん事が沢山あるの〜?」と、笑いながらも、せっせと手を動かして働いている。

私たちが寝たあとに寝て。
起きるよりも前に起きている。

この間久々にソファーでスヤスヤと、うたた寝していた母を見ました。
寝顔は疲れ切っていました。
いつか、いつのひか、疲労しきって寝ているのではなく、
暖かな昼下がりに幸せにお昼寝を満喫していてほしい。

不器用で、とてつもなく努力家で、
私たちの前で一度も不平不満を言わない。

私にとって、
世界で一番偉大で
素敵で
最強な母。

そんな母ももうすぐ誕生日です。

これまでの人生で、母とともに歩むことができて
とても幸せです。

願はくは、これからは私が少しでも母の負担を減らしていきたい。
楽させてあげたい。
心配を少しでも減らしてあげたい。

母には毎日笑ってほしい。
母には朝寝坊してほしい。

幸せでいてほしい。

手のシワが、少しでも減りますように